東邦HDの事業内容、年収・業績の推移

東邦HDの事業内容、年収・業績の推移

医薬品卸売事業を展開する専門商社大手の東邦ホールディングス(以下、東邦HD)。
東邦HDの事業内容、年収と業績の推移をご紹介します。

東邦HDの事業内容

東邦ホールディングスは、医薬品卸売事業を展開する大手専門商社です。医薬品専門商社の中で売上高4位、専門商社全体でも売上高7位(※)の巨大企業です。

(※)専門商社の中で上場している企業のランキングになります。非上場企業は含んでいません。

東邦ホールディングスは、1948年に設立され、医薬品卸売事業を展開してきました。医薬品卸売事業以外にも、全国に773店舗(2019年3月末時点)の調剤薬局を運営しており、調剤薬局事業も展開しています。その他にも、治験施設支援事業や情報機器販売事業など多角的に事業展開を進めています。

医薬品卸売事業

医薬品卸売事業は、東邦ホールディングスの売上高の92.5%を占める中核事業です。1948年の創業から70年以上にわたり、医薬品卸売事業を展開してきており、医薬品を提供できる物流ネットワークを構築し、主に医療機関向けに医薬品を安定的に供給してきました。

2018年度(2019年3月期)の売上高は、前年比1.3%増の1兆1,754億円となりました。

調剤薬局事業

2019年3月末のグループ全体の調剤薬局数は、前年比3.2%増の773店舗となりました。
店舗数は増加しましたが、調剤報酬・薬価改定の影響を受けて、調剤薬局事業の売上高は、前年比4.9%減の932億円となりました。

2019年度の売上高は、0.6%増の938億円を計画しています。

東邦HDの従業員数、平均年収

東邦ホールディングスグループの従業員数は、2019年3月末時点で7,937名となっています。
持株会社である東邦ホールディングスの従業員数は228名でした。

東邦HDの2018年度の平均年収は、622万円でした。

※ 平均年収は、東邦HDの平均年収です。東邦グループ全体の平均年収ではありません。

東邦HDの業績推移

売上高

2018年度の売上高は、前年比0.7%増の1兆2,222億円となりました。医薬品卸売事業の売上高は増加しましたが、調剤報酬・薬価改定の影響を受けて調剤薬局事業の売上が減少したため、グループ全体では、前年からほぼ横ばいに推移することとなりました。

2019年度(2020年3月期)の売上高は、1兆2,230億円を計画しています。

売上総利益

2018年度の売上総利益は、前年比1.9%減の1,120億円となりました。医薬品卸売事業については増益となりましたが、調剤薬局事業で売上総利益が減少したため、減益となりました。

尚、売上総利益率は、前年から0.2%減の9.2%となっています。

営業利益・純利益

2018年度の営業利益については、医薬品卸売事業は、販売管理費が増加し営業利益が減少しました。調剤薬局事業は販売管理費は前年より若干減少(改善)しましたが、売上総利益の落ち込みをカバーできず営業利益が減少しました。

主力の医薬品卸売事業、調剤薬局事業ともに減益となり、グループ全体でも減益となり、営業利益は前年比17.0%減の158億円、当期純利益は3.6%減の139億円となりました。

2019年度の営業利益は150億円、当期純利益は136億円を計画しています。

キャッシュフロー

2018年度の実質営業キャッシュフロー(※)は、調剤薬局事業の減益が響き、前年から86億円減の184億円となりました。

(※)営業キャッシュフローから運転資金の増減を除いたキャッシュフロー。実質営業キャッシュフローは、企業の純粋な儲けを表しており、企業の収益力・稼ぐ力を把握できる指標。

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