ショッピングセンター業界を徹底解説|業界のトレンド・ランキング

ショッピングセンター業界を徹底解説|業界のトレンド・ランキング

ショッピングセンター業界を徹底解説します。ショッピングセンター業界のトレンド、主要企業やランキングをご紹介します。ショッピングセンター業界への転職を考えている方、株式投資をしていてショッピングセンター業界に興味のある方などなど、ショッピングセンター業界の動向に興味のある方におススメです。ショッピングセンター業界の業界研究に是非ご活用下さい。

百貨店に代わる「ショッピングアミューズメント」

ショッピングセンター(ショッピングモール)は、大規模な建物にスーパーだけでなく、各種専門店、ゲームセンターなど娯楽施設、飲食店、そして公共施設が併設されている店舗を指します。国内では大阪府のダイエー庄内店が、初めてのショッピングセンターとされています。その後、百貨店が協業で、ショッピングセンターを形成することが多くなりました。しかし今では、大手スーパーが娯楽施設を併設するスタイルが主流です。

人口減少社会とコロナ禍で成長性に陰り

ショッピングセンター業界は、約24兆9千億円の市場があります。しかし市場は縮小傾向が否めず、店舗数はコロナ前から減少していたのです。そして新型コロナウィルスの感染拡大に対して、全国のショッピングセンターは休業・縮小を余儀なくされました。そのためショッピングセンター各社は、大幅な減収・減益となったのです。今後、巻き返しが期待されますが、すでに成熟した業界での生き残りは、さらに厳しいものになると見込まれます。

流通大手・百貨店・不動産・鉄道大手が群雄割拠

ショッピングセンター業界は、商品の多様性だけで無く、集客力のある広大な立地の確保が重要です。そのためショッピングセンター業界には、大手小売業だけで無く、資金力のある大手鉄道会社や大手不動産会社が参入しています。

イオンモール

イオンモールは、流通大手イオンが手がけるショッピングセンターです。創業は1911年ですが、1989年からショッピングセンター開発事業を始めました。以後全国各地に大型ショッピングセンターを開業し、業界最大手となったのです。近年はアジアを中心に海外進出を積極的に行っています。売上高は2,806億円、店舗数は174店です。

三井不動産

三井不動産は、国内有数の不動産会社ですが、ショッピングセンターの開発事業でも大手のシェアを占めています。子会社である三井不動産商業マネジメントが、1981年に「ららぽーとTOKYO-BAY」の運営を受託したときから、ショッピングセンター事業が本格化したのです。以後、三井アウトレットパークららぽーとの名称で全国展開しています。売上高は2,088億円です。

JR東日本

JR東日本は、鉄道会社としての集客力を活かして、ショッピングセンター事業も展開しています。主力ブランドの1つであるルミネは、1960年の設立後、大宮駅や新宿駅にてショッピングセンターを始めました。またもう1つの主力ブランドアトレは1990年の設立後、店舗数を伸ばしています。売上高は2社合計で901億円です。

マルイ

マルイは、株式会社丸井グループが運営するショッピングセンターです。1931年の創業から、小売と金融を一体化した独自のビジネスモデルで、成長してきました。近年はショッピングセンター内のテナント化と飲食・サービス業の比率向上を目指しています。売上高は889億円、店舗数は関東を中心に22店です。

パルコ

パルコは、東京都豊島区に本社を置くショッピングセンターです。創業は1953年で、池袋駅のステーションビルとしてオープンしました。その後、ファッションだけで無く音楽やアートとコラボすることで全国展開していったのです。現在はJフロントリテイリングの子会社となっています。売上高は688億円、店舗数は28店です。

三菱地所

三菱地所は、国内不動産業大手として、ショッピングセンター事業も行っています。「プレミアム・アウトレット」という名称で、全国に9店舗展開しているのです。その他、池袋サンシャインビル横浜スカイビルの運営も行っています。売上高はプレミアム・アウトレットで400億円、サンシャインビルは240億円です。

JR西日本

JR西日本は、関西圏の高い集客力を活かして駅ビルでのショッピングセンター事業を行っています。大都市の主要駅では、百貨店と協業したショッピングセンターやファッションビルを営業しています。一方で郊外の主要駅では、専門店を誘致して集客力を高めています。売上高は454億円です。

東神開発

東神開発は、百貨店大手の高島屋の子会社として運営されているショッピングセンター会社です。創業当初は二子玉川という、集客力の高い立地を活かした店舗設計を進めてきました。近年は日本橋や難波、そして博多といった都心部と郊外への出店を進め、成長したのです。売上高は393億円です。

東急(東急不動産ホールディングス)

東急は、関東の私鉄大手として渋谷から世田谷そして横浜方面へ沿線を有しています。そしてその立地を活かした街づくりを、長年行ってきました。近年は渋谷駅の再開発で「渋谷ヒカリエ」をオープンさせています。またグループ会社の東急不動産ホールディングスは、国内外にショッピングセンターを建設し、運営しているのです。売上高は東急不動産ホールディングスのみで376億円です。

野村不動産ホールディングス

野村不動産ホールディングスは、野村ホールディングス系列の不動産会社です。2004年の設立後、商業施設の開発・運営を事業の1つとして行っています。首都圏を中心に展開している、グルメタワーGEMSが主力事業です。売上高は110億円、店舗数は18店です。

東武鉄道

首都圏の大手私鉄の1つである東武鉄道は、東京スカイツリーと周辺施設を運営しています。周辺施設は東京ソラマチと呼ばれ、プラネタリウムや水族館、そして博物館があり、一大観光施設となっているのです。売上高は48億円です。

阪急阪神ホールディングス

阪急阪神ホールディングスは、関西の大手私鉄である阪神と阪急が沿線で有する不動産を活用したショッピングセンターを運営しています。特に大阪駅北側を再開発したグランフロント大阪は、都心ターミナルのショッピングセンターでは、国内最大級といわれています。

イトーヨーカドー

イトーヨーカドーは、セブン&アイ・ホールディングスの子会社として運営されているショッピングセンターです。ショッピングセンターとしては、アリオという名称で東日本から近畿地方に18店舗展開しています。

森ビル

森ビルは、東京都港区に本社を置く不動産会社です。事業の1つとして商業施設の開発・運営を行っています。本社のある施設は六本木ヒルズといわれ、商業施設の他、企業なども入る複合ビルです。その他、表参道ヒルズ虎ノ門ヒルズも、同社が手がけています。

住友商事

総合商社の1つである住友商事は、ショッピングセンター事業を展開しています。2011年にテラスモール湘南をオープンし、その後も国内各地でショッピングセンターを開業しているのです。

▼参考記事:他の業界動向を知りたい方

注目業界一覧

ショッピングセンター業界への転職

ショッピングセンター業界への転職を考えている方は、まずは転職エージェントに相談することをおすすめします。

転職エージェントに相談すれば、業界や仕事内容などについてきっちりと説明してくれます。また、各社の選考の突破率を向上させるために、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を受けることもできます。

また、自分だけでは見つけることのできない企業を紹介してくれるかもしれませんし、ショッピングセンター業界以外の様々な仕事も紹介してくるので、転職先の幅を広げることができます。

おすすめの転職エージェント
リクルートエージェント
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マイナビエージェント
JACリクルートメント
パソナキャリア
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▼参考記事:転職エージェントをお探しの方

おすすめの転職エージェント10選|特徴・タイプ別に厳選

ショッピングセンター企業の売上高・店舗数ランキング

順位 ブランド名/企業名 売上高 店舗数
1 イオンモール
イオングループ)
2,806億円 174
2 三井不動産 2,088億円
3 JR東日本 901億円
4 マルイ
丸井グループ
889億円 22
5 パルコ
Jフロントリテイリンググループ)
688億円 28
6 三菱地所 640億円
7 JR西日本 454億円
8 東神開発
高島屋グループ)
393億円
9 東急不動産ホールディングス
東急グループ)
376億円
10 野村不動産ホールディングス
野村ホールディングスグループ)
110億円 18
11 東武鉄道 48億円
12 阪急阪神ホールディングス
13 イトーヨーカドー
セブン&アイHDグループ)
14 森ビル
15 住友商事

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