ゼンショーHDの事業内容、年収・業績の推移

ゼンショーHDの事業内容、年収・業績の推移

飲食業界で業界首位のゼンショーホールディングス(以下、ゼンショーHD)。
ゼンショーHDの事業内容、年収と業績の推移をご紹介します。

ゼンショーHDの事業内容

1982年に、小川賢太郎氏により設立されたゼンショーHD。ゼンショーHDは、自社による新規出店とともに、積極的にM&Aにより事業を拡大させ、2011年に日本マクドナルドHDを抜き業界首位になると、その後も成長を続けて業界首位の座を維持しています。

現在、東京都港区に本社を構え、東証一部に上場しています。

ゼンショーHDは、すき家などの外食事業だけでなく、スーパーマーケットの運営を行う小売事業も展開しています。

外食事業

外食事業は、ゼンショーグループの売上高の86.3%を占める中核事業です。外食事業は、すき家やなか卯などの牛丼カテゴリー、ココス、ビッグボーイやジョリーパスタなどのレストランカテゴリー、はま寿司や伝丸(ラーメン専門店)などのファストフードカテゴリーに分かれています。
また、これら以外にも、冷凍ピッツァの販売、海外での寿司のテイクアウト事業なども展開しています。

すき家のイメージが強いゼンショーHDですが、グループ売上高に占める牛丼カテゴリーの割合は35.3%となっており、すき家だけでなく、レストランやファストフードなどの外食事業を多角的に展開することで、成長を遂げてきました。

2019年3月末時点の店舗数は、牛丼カテゴリーが2,891店、レストランカテゴリーが1,372店、ファストフードカテゴリーが777店となり、合計で5,040店となりました。

小売事業

小売事業では、スーパーマーケットの運営を行っており、ユナイテッドベジーズ、マルヤ、フジマート、マルシェなどのスーパーマーケットチェーンを展開しています。

小売事業は、ゼンショーグループ売上高の13.7%を占めており、2018年度(2019年3月期)の売上高は830億円となりました。

ゼンショーグループの従業員数、平均年収

ゼンショーグループの事業拡大に伴い、ゼンショーグループの従業員数は右肩上がりに増加してきています。2019年3月末時点のグループ従業員数は1万2,521名となりました。

持株会社のゼンショーHDの従業員数は622名でした。

ゼンショーHDの2018年度の平均年収は、610万円でした。過去の推移を見ると、徐々に年収が増加してきていることがわかります。

※ 平均年収は、ゼンショーHDの平均年収です。ゼンショーグループ全体の平均年収ではありません。

ゼンショーHDの業績推移

売上高

ゼンショーグループの2018年度の売上高は、前年比4.9%増の6,077億円となり、過去最高売上高を更新しました。

2019年度(2020年3月期)の売上高は、8.8%増の6,614億円を計画しています。

売上総利益

2018年度の売上総利益は、前年比5.7%増の3,465億円となりました。

売上総利益率の推移を見ると、過去5年間57%前後で推移しており、非常に安定した収益性を維持できていることがわかります。

営業利益・純利益

2018年度の営業利益は前年比6.9%増の188億円、当期純利益は前年比24.0%増の99億円となりました。

2019年度は、営業利益238億円(26.6%増)、当期純利益105億円(5.4%増)を計画しています。

キャッシュフロー

2018年度の実質営業キャッシュフロー(※)は、前年から49億円増加し、357億円のプラスとなりました。過去5年間の推移を見ると、着実に増加してきています。安定的に稼ぐことができ、また成長もしていることがわかります。

(※)営業キャッシュフローから運転資金の増減を除いたキャッシュフロー。実質営業キャッシュフローは、企業の純粋な儲けを表しており、企業の収益力・稼ぐ力を把握できる指標。

2018年度は、アメリカで寿司テイクアウト事業を展開するAdvanced Fresh Conceptsを買収したため、投資キャッシュフローは▲521億円の大幅なマイナスとなっています。この買収に伴い、劣後ローンや社債による資金調達を行ったため、財務キャッシュフローは503億円のプラスとなりました。

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