アインホールディングスの事業内容、年収・業績の推移

アインホールディングスの事業内容、年収・業績の推移

調剤薬局業界で売上首位のアインホールディングス(以下、アインHD)。
アインHDの事業内容、年収と業績の推移をご紹介します。

アインHDの事業内容

アインホールディングスは、北海道札幌市に本社を置き、2019年4月末時点で、全国に1,132店舗の薬局と54店舗のドラッグストアを展開しています。

アインホールディングスの2019年4月期の売上高は2,756億円と、調剤薬局業界では売上首位です(ドラッグストア業界を含めると業界9位)。

主に調剤薬局を展開するアインホールディングスは、自社に新規出店もする一方で、積極的なM&Aにより店舗網を拡大させてきました。過去5年間では、M&Aにより合計556店舗を買収しており、毎年100店舗以上もM&Aにより店舗数を拡大してきたことになります。

アインホールディングスは、自社による新規出店やM&Aにより店舗数を拡大させる一方で、店舗の入れ替えも積極的に行っており、2019年4月期は54店舗を、前年の2018年4月期には73店舗を閉店しています。

アインHDの平均年収、従業員数

従業員数

アインHDは、事業拡大に伴い、従業員数も右肩上がりに増加してきています。2018年4月末のグループ従業員数は6,498名となりました。5年前の2014年4月末のグループ3,806名から1.7倍に増加しています。

尚、アインHDはアイングループの持株会社ですが、アインHDの2018年4月末の従業員数は139名でした。アイングループは、2015年11月に持株会社体制に移行し、これに伴いアインHD(旧社名:アインファーマシーズ)の従業員数が2015年4月末から2016年4月末にかけて急減しています。

平均年収

アインHDの2018年4月期の平均年収は、631万円でした。ここ3年間の推移を見ると、徐々にではありますが、平均年収が増加してきていることがわかります。

以下のグラフの平均年収は、2015年4月期以前の平均年収は持株会社体制移行前、2016年4月以降は持株会社体制移行後の平均年収です。

※ 平均年収は、アインHDの平均年収です。アイングループ全体の平均年収ではありません。

アインHDの業績推移

売上高

2019年4月期の売上高は、前年比2.7%増の2,756億円となりました。自社による新規出店やM&Aによる店舗数の拡大が売上増に寄与しました。

2020年4月期の売上高は9.0%増の3,003億円を計画しています。

売上総利益

2019年4月期の売上総利益は、前年比5.5%減の454億円となりました。診療報酬改定の影響により、売上総利益率が前年の17.9%から16.5%に減少したことで、減益となりました。

営業利益・純利益

2019年4月期の営業利益は前年比18.1%減の161億円、当期純利益は14.6%減の90億円となりました。
売上総利益率と同様に、営業利益率も、前年の7.3%から5.8%へと減少し、減益となりました。
ただ、ドラッグストア・調剤薬局業界全体の営業利益率は4%前後であることを考えると、アインHDの営業利益は、引き続き高水準を維持しています。

2020年3月期の営業利益は16.4%増の187億円、当期純利益は12.2%増の101億円を計画しています。

実質営業キャッシュフロー

営業キャッシュフローから運転資金の増減を除いた実質営業キャッシュフローは、2019年4月期に153億円となりました。過去の推移から、営業利益と比較しても、実質営業キャッシュフローは安定的に推移していおり、アインHDはきちんと稼ぐ体質ができていることがわかります。

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