じげんの将来性・安定性・働きがい|転職魅力度と投資魅力度を徹底解説!

じげんの将来性・安定性・働きがい|転職魅力度と投資魅力度を徹底解説!

ライフイベントのWebメディアを企画・運営する株式会社じげん。

この記事では、じげんに興味がある人、転職を考えている人や、株式投資を考えている人に、じげんの事業内容、業績、口コミを分析して、じげんを徹底解説します。

じげんに興味のある方は、是非ご覧下さい!

じげんの総合評価

じげんを、①安定性、②成長力、③社員による評価の3つの観点から4段階で評価してみました。

※ 4段階評価:◎(かなりいい)、〇(まあまあ)、△(イマイチ)、×(全然ダメ)

安定性の評価 積み上げ型収益を極めて安定的に増加させてきている。直近は新型コロナの影響で、売上とともに利益も減少しているが、それでも営業利益率は20%以上を維持しており、収益を出し続けることができている。
成長力の評価 短期的には新型コロナの影響を受けて、足踏みが続く可能性あり。ただ、積み上げ型収益の過去の安定的な積み上げを踏まえると、中長期的には安定的な成長が実現できる確度は高い。また、新規事業、新規サービスを自社で手掛けて成長させるとともに、M&Aでも上場以来15件を実施し、累計投資額を上回る累計EBITDAを積み上げている。M&Aは失敗することが多いことを踏まえると、じげんのM&Aの目利き力・実行力は評価に値する。新規事業×M&Aで今後も成長できる確度は高いと判断。
社員による評価 社員による口コミ(Openwork)を見ると、社員の士気は高く、職場の風通しもよい。待遇に対しての満足度は低いが、まだまだ成長途上の企業であることを考えると、待遇があまり高くないことは致し方ない。

じげんの事業概要

ライフイベントのWebメディアを運営するじげんは、現在20以上ものWebメディア、Webサービスを展開しています。

サービスの領域は、仕事、住まいや、旅行、車、恋愛など、さまざまな分野に及んでいます。

じげん企業サイトより)
じげん企業サイトより作成)

さまざまな分野でWebメディア、Webサービスを展開するじげんですが、その主力は、仕事と住まいに関する領域です。

2019年度(2020年3月期)のサービス領域別の売上高を見ると、66%が人材領域(仕事)、19%が不動産領域(住まい)となっており、この2つの領域で85%も占めています。

一方で、人材領域、不動産領域以外の、車や旅行などの生活領域の割合も徐々に高まってきています。2015年度(2016年3月期)は全体の3%でしたが、2019年度には11%まで拡大しており、今後のさらなる伸びが期待できそうです。

じげんの業界での位置づけ

じげんは、Webメディア業界で第6位につけています。

Webメディア業界の首位は、ヤフーを傘下にもつZホールディングス。その売上高は3,076億円と、2位のカカクコムの約5倍の売上高と、他を寄せ付けない圧倒的なNo.1企業です。そして、Zホールディングスの営業利益率はなんと42.8%と、非常に高い収益率を叩き出しています。

業界の2位のカカクコムも営業利益率は44.6%と極めて高い収益率です。一方で、9位のユーザベースは営業赤字、5位のぐるなび、7位のGunosy。10位のキャリアデザインセンターの営業利益率は1ケタ台と、会社によって収益率にかなりの差があることがわかります。

じげんは、売上高132億円。売上ランキングでは全体の8位で、利益率も28.8%とZホールディングスやカカクコムほどではないですが、高い収益率をたたきだしています。

売上高が100億円台の企業の中では、最も営業利益率が高く、今後が期待できる企業です。

Webメディア業界 売上高上位10社

順位 会社名 売上高
(億円)
営業利益
(億円)
営業利益率
1 Zホールディングス 3,076 1,315 42.8%
2 カカクコム 610 272 44.6%
3 エン・ジャパン 568 110 19.4%
4 ディップ 464 144 30.9%
5 ぐるなび 309 18 5.9%
6 ウェザーニューズ 180 23 12.7%
7 Gunosy 140 9 6.1%
8 じげん 132 38 28.8%
9 ユーザベース 125 ▲12 ▲9.9%
10 キャリアデザインセンター 122 10 8.2%

じげんの注目ポイント

M&Aの成功を積み重ねて着実な成長を実現

じげんの注目すべきポイントは、M&Aでの成功です。近年、成長を実現するためにM&Aを行う企業が増えてきていますが、失敗する企業も多数います。例えば、じげんとほぼ同じ売上高のユーザベースは米国のQuartzの買収に失敗して、業績の足を引っ張っています。

一方で、じげんは上場以来15社を買収してきましたが、累計投資総額を上回る累計EBITDAをすでに獲得しています。通常のM&Aでは、EBITDAが投資総額を上回るのは、早くて5年で、10年以内に達成できれば、成功といえるところです。

じげんの継続的に買収を繰り返しているので、買収して1年にも満たない企業もある中で、累計投資総額を上回る累計EBITDAを獲得しているというのは、これまでのM&Aが極めてうまくいっている証です。

じげん決算説明会資料より抜粋)

じげんは、M&Aによりサービスを買収し、そのサービスをしっかりと成長させることができている会社です。M&Aによる非連続な成長と、サービスのオーガニックな成長(連続的な成長)の両方を実現できています。

今後も、M&Aを活用し、継続的な成長に期待したいです。

じげん決算説明会資料より抜粋)

じげんの経営陣・社員

経営陣

じげんは、代表取締役である平尾氏のリーダシップの元、飛躍的な成長を遂げてきました。平尾氏は、資産管理会社を通じて、じげんの約45%を株式を保有する筆頭株主でもあります。

平尾氏は30代とまだまだ若く、今後もじげんの事業を引っ張っていくことが期待できます。

筆頭株主かつ代表取締役の平尾氏のリーダーシップのもと、今後のさらなる成長を期待したいです。

経営理念

じげんの理念は、やや抽象的ではあるものの、無限の可能性・拡張性のある様々なビジネス領域でサービスを展開していくという想いが伝わってきます。

じげんの企業サイトの「理念」のページを見て頂いたらわかりますが、COSMOLOGY=宇宙論という言葉とともに、基本理念、経営理念が掲載されています。

正直なところ、現在のじげんのサービスは、宇宙をイメージできるものではないですが、逆に言うと、まだまだ成長途上であって、さらなる事業、サービスの拡大、企業としての成長が期待できるのではと思います。

但し、壮大な理念を掲げていることもあり、理念、理念を追求する経営陣と、社員とに想いのギャップが生じてしまうと、企業としての成長力がそがれる可能性はあります。

現時点では、社員による評価(満足度)も高いことから、そのようなギャップは生じていないので、この点は気にしなくてもよさそうです。

基本理念
ZIGExNは、生活機会の最大化を目指し、インターネットを通じて宇宙(せかい)をつなぐ『場』を提供することで、社会との調和を図り、共に持続的発展を追求していく。
※生活機会とは、じげんが定義する「人々がより良く生きるための選択肢」を指します

経営理念
OVER the DIMENSION ― 次元を超えよ!
圧倒的に突き抜けたサービス、圧倒的に突き抜けた会社を創り、世の中の常識や価値観を覆す

じげん企業サイトより

じげん企業サイトより)

ちなみに、じげんの行動規範もなかなかおもしろいです。独自性のある行動規範が10あり、それぞれについて解説しています。興味のある方はぜひご覧ください。

じげん企業サイトより)

社員による評価

社員による評価は社員口コミサイトOpenworkで見ることができます。

じげんのようなメディア運営を行う上場している同業他社28社(じげん含む)と比較すると、Openworkの評点は、上から6番目に高く、働く社員にとって満足度の高い企業であることがわかります。

細かく見ると、待遇に対する満足度は低いですが、社員の士気も高く、職場の風通しもより、全体としては、かなり高く評価されています。

じげんの社員による評価

Openworkより)

じげんの収益の状況

じげんの成長力

じげんの2019年度の売上高は、132億円と前年度の129億円から3%増にとどまりました。2019年度は前年から微増でしたが、2015年~2019年の年平均成長率は27%と高い成長率で成長を遂げてきました。

じげんはの売上高は、積み上げ型収益と非積み上げ型収益の2つで構成されています。積み上げ型収益は、主に中小規模の法人顧客の商流に組み込まれる事業・サービスからの収益のことで、一過性ではない安定的な顧客ベースでの収益です。

じげんは、積み上げ型収益の拡大を進めてきました。非積み上げ型収益は、変動が大きいため、非積み上げ型収益の影響で2019年度の売上高は、前年から微増にとどまりましたが、積み上げ型収益は安定的に増加してきています。

短期的には、新型コロナの影響で積み上げ型収益も減少していますが、コロナ以前の極めて安定的な伸びを踏まえると、新型コロナが終息すれば、再び安定的な成長軌道に戻ると予想されます。

但し、新型コロナが終息するまでの間は、売上が成長せずに、足踏みが続く可能性はあります。

じげんの収益力

2019年度の営業利益率は28.8%でした。前年の営業利益率31.7%から減少しました。じげんの営業利益率の推移を見ると、2015年度の35%から、徐々に減少傾向にはありますが、依然として高水準の営業利益率を確保できています。

Webメディア業界全体と比較すると、じげんの営業利益率は、全体平均並みではありますが、積み上げ型収益によって、利益率を安定化させることができることから、今後も安定的に高水準の利益率を維持できると予想されます。

まとめ

  • 2006年に設立され、2013年に上場を果たしたじげん。現在は東証一部に上場している。
  • 営業利益率は30%前後とかなり高い(Webメディア業界では平均的)。新型コロナの影響で営業利益率は落ち込んだが、それでも営業利益率は20%以上を維持。景気下振れでも耐性があることが証明されている。
  • 非積み上げ型収益により、全体の売上が伸び悩むことはあるが、コアの積み上げ型収益は、極めて安定的に増加してきている。短期的には新型コロナの影響を受けて、積み上げた型収益も落ち込んではいるものの、中長期的に見れば、積み上げ型収益が伸びることは間違いないと思われる。
  • 代表取締役かつ筆頭株主の平尾氏のリーダーシップで事業を成長させてきている。平尾氏のリーダーシップに依存している部分は否めないが、平尾氏は30代とまだまだ若く、今後も長く事業運営を引っ張っていくことが期待できる。
  • 社員による会社の口コミ評価は高い。同じWebメディア業界の同業他社と比較しても評価は高く、優秀な人材の確保という観点でも、課題は見当たらない。

じげんに転職するためには

じげんに転職する方は、じげんの採用ページから応募することも可能ですが、転職エージェントに一度相談してから、応募することをおすすめします。

尚、転職エージェントに登録するときは、できれば4社の転職エージェントに登録することをおすすめします。

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーがあなたの転職のサポートをしてくれます。

キャリアアドバイザーも人ですから、キャリアアドバイザーによっては合う合わないがあります。
あなたに合ったキャリアアドバイザーに出会うためにも、複数の転職エージェントに登録することがおすすめです。

転職を成功させた人は、平均4社の転職エージェントに登録しているので、最低3社、できれば4社の転職エージェントに登録しましょう。

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