フィットネスクラブ業界を徹底解説|業界のトレンド、フィットネスクラブランキング(2020年)

フィットネスクラブ業界を徹底解説|業界のトレンド、フィットネスクラブランキング(2020年)

フィットネスクラブ業界の動向

高年齢層が市場の拡大を牽引

フィットネスクラブ業界は右肩上がりに成長を続けています。新型コロナウィルスによる影響で、休業するなどの影響が出ていますが、中長期的に見ると、成長していく業界です。

業界大手の公表データを見ると、比較的高年齢層の会員が増えてきており、近年の健康ブームや、健康寿命が注目される中、高年齢層の方々が運動に対して前向きに取り組んできていることがわかります。ただ、高年齢層と言っても、50代~60代の方々がメインで、70代以上はあまり多くないようです。より高年齢層帯を取り込むことで、さらなる市場拡大が期待できそうです。

欧米に比べるとフィットネス利用率がまだまだ低い日本

拡大を続けるフィットネスクラブ市場ですが、海外と比較すると、まだまだ日本はフィットネスクラブ利用率が低いようです。SPEEDA総研によると人口あたりのフィットネスクラブ参加率を見ると、アメリカは17.3%、イギリスが13.7%に対して、日本は3.3%とかなり差があります。

欧米では、朝ジムで運動した後に会社に行く人が多いですが、日本では朝早くから利用できるジムが少ないこともあってか、朝ジムで運動するといった習慣がある人は多くないようです。これは、いわゆる「鶏と卵」で、朝ジムを利用する人が少ないため、フィットネスクラブ側も朝からジムを利用できるようにしていないということもあるかもしれません。

ただ、24時間利用可能なジムも増えて来ており、今後、人々の生活に根差した形でジムを利用する人が増えていくかもしれません。

特徴のある特化型フィットネスクラブの存在感が高まる

以前は、コナミスポーツクラブセントラルスポーツなどの大規模な施設の総合型フィットネスクラブが主流でしたが、最近では、小規模な施設で特徴のあるサービスを提供する特化型フィットネスクラブが多数登場して、存在感が高まっています。

例えば、24時間可能なエニタイムフィットネスJOY FIT。女性の高年齢層をターゲットにして「女性だけの30分健康体操教室」のカーブス。パーソナルトレーニングに特化したRIZAP24/7ワークアウト。ホットヨガ専門のホットヨガスタジオLAVA。スイミングスクールのJSSなど。

総合型フィットネスクラブも、ボルダリング、ホットヨガを提供したり、ティップネスは24時間サービスのFASTGYM24を運営するなど、成長する特化型フィットネスに参入して、攻勢をかけています。

フィットネスクラブ業界への転職

フィットネスクラブ業界への転職を考えている方は、まずは転職エージェントに相談することをおすすめします。

転職エージェントに相談すれば、業界や仕事内容などについてきっちりと説明してくれます。また、各社の 選考の突破率を向上させるために、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策を受けることもできます。

また、自分だけでは見つけることのできない企業を紹介してくれるかもしれませんし、フィットネスクラブ業界以外の様々な仕事も紹介してくるので、転職先の幅を広げることができます。

おすすめの転職エージェント
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データで見るフィットネスクラブ市場

フィットネスクラブ売上高の推移

フィットネスクラブの売上推移を見ると、2000年~2006年まで急成長を遂げ、その後、2006年~2013年まではリーマンショックや東日本大震災などの影響もあり、横ばいに推移していました。その後は、急成長とまではいかないまでも、着実に成長を遂げています。

(経済産業省のデータより作成)

フィットネスクラブ会員数の推移

フィットネスクラブの会員数も売上と同じような傾向です。2006年まで右肩上がりに成長し、その後成長率は落ちたものの、徐々に成長をしています。2017年以降は横ばいに推移しています。

(経済産業省のデータより作成)

フィットネスクラブのインストラクター数の推移

フィットネスクラブのインストラクター推移は、売上や会員数と違い、2011年以降右肩上がりの成長を続けています。2000年~2007年は高い成長率で成長。その後、リーマンショック、東日本大震災で減少する年もある時期があり、2011年以降は、成長を続けています。このデータから、フィットネスクラブの各社が利用者に手厚いサービスやプログラムに力を入れていることが伺えます。

(経済産業省のデータより作成)

フィットネスクラブ売上ランキング

フィットネスクラブの上位3社は、総合型フィットネスクラブですが、4位や5位には特化型のRIZAPやホットヨガスタジオLAVAがランクインしています。特化型のフィットネスクラブは、総合型フィットネスクラブに比べると成長率が高い傾向があり、まさに群雄割拠です。

順位 フィットネスクラブ 運営会社 売上高
1  コナミスポーツクラブ  コナミスポーツ
(コナミHDグループ)
635億円
2  セントラルスポーツ  セントラルスポーツ 543億円
3  ルネサンス  ルネサンス 461億円
4  RIZAP  RIZAP
(RIZAPグループ)
413億円
5  ホットヨガスタジオ LAVA  LAVA International
(ベンチャーバンクグループ)
381億円
6  ティップネス  ティップネス
(日本テレビHDグループ)
378億円
7  カーブス  カーブスホールディングス
(コシダカHDグループ)
280億円
8  スポーツクラブNAS  スポーツクラブNAS
(大和ハウス工業グループ)
225億円
9  ホリデイスポーツクラブ  東祥 201億円
10  東急スポーツオアシス  東急スポーツオアシス
(東急不動産HDグループ)
179億円
11  メガロス  野村不動産ライフ&スポーツ
(野村不動産HDグループ)
166億円
12  JOY FIT  ウェルネスフロンティア
(オカモトHDグループ)
154億円
13  コ・ス・パ  オージースポーツ 151億円
14  ゴールドジム  THINKフィットネス 137億円
15  アクトス  アクトス
(バローHDグループ)
132億円
16  ジェクサー  JR東日本スポーツ
(東日本旅客鉄道グループ)
119億円
17  JSS  ジェイエスエス
(ジェイエスエスグループ)
87億円
18  エニタイムフィットネス  FastFitnessJapan 80億円
19  ダンロップスポーツクラブ  ダンロップスポーツウェルネス
(住友ゴム工業グループ)
78億円
20  24/7ワークアウト  トゥエンティーフォーセブン 77億円
21  コパンスポーツクラブ  コパン 71億円
22  ビッグ・エス  ザ・ビッグスポーツ 57億円
23  グンゼスポーツクラブ  グンゼスポーツ
(グンゼグループ)
55億円
24  アスリエ  文教センター 38億円

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