日本通運の事業内容、年収・業績推移

日本通運の事業内容、年収・業績推移

運送業界で売上首位の日本通運。

日本通運の事業内容と、年収推移と業績推移を紹介します。

日本通運の事業内容

日本通運は、1937年に設立され、80年以上の歴史のある会社です。もともとは、1872年に飛脚問屋が集まって創業し、その後、戦時経済統制のもと、全国の通運業者を統合して、日本通運が設立されました。

日本通運というと、引越しのイメージが強いかもしれませんが、主に、法人向けの貨物輸送や物流サービスを得意としており、特に国際航空貨物輸送では、世界4位のシェアを誇ります。

2019年5月期の海外売上高比率は約20%と、世界各国に拠点がある強みを活かし、企業間の国際輸送業務の拡大にも注力しています。

海外売上は、今後さらに高めることを目標にしており、創立100周年の2038年には、海外売上比率を50%に増加させることを目標にしています。

日本通運は、ロジスティクス事業、警備輸送事業、重量品建設事業、物流サポート事業を展開しています。

尚、日本通運は、以前はペリカン便のブランド名で、国内の宅配サービスも展開していましたが、日本郵政との合弁企業JPエクスプレスに譲渡することとなり、現在は、国内宅配サービスは提供していません。

ロジスティクス事業

法人向けの貨物輸送、オフィス移転や、個人向けの引越しなどのサービスを、トラック輸送、鉄道輸送、航空輸送、海上輸送などで提供しています。
ロジスティクス事業は、日本通運の主力事業で、全体の売上の73.6%(2019年3月期)を占めています。

警備輸送事業

現金や有価証券、小切手などの輸送や、貴重品の輸送など、特にセキュリティを強化する必要のある輸送について、自社の警備員と防犯装置などをセキュリティを強化した輸送サービスを提供しています。
警備輸送事業の売上は、全体の3.2%(2019年3月期)となっています。

重量品建設事業

工場や、発電所、プラントなどの建設工事に必要な大型機器や設備の輸送と据付を行っています。
重量品建設事業の売上は、全体の2.1%(2019年3月期)となっています。

物流サポート事業

包装・梱包資材や物流機器などの販売やリース、物流に関わる保険代理店業務や、不動産業、調査研究サービス、ロジスティクスファイナンスっ事業などを展開しています。
物流サポート事業の売上は、ロジスティクス事業に次いで大きく、全体の21.1%(2019年3月期)を占めています。

年収推移

2019年3月期の日本通運の年収は610万円でした。過去5年間600~610万円で推移しています。

業績推移

売上

2019年3月期の売上高は、前年比7.2%増の2兆1,385億円と、初めて2兆円の大台を突破しました。

2020年3月期は、2兆1,500億円を計画しています。

営業利益・純利益

2019年の営業利益は、前年比13.3%増の796億円となりました。当期純利益は、前年から大幅増の493億円となりました。

2020年3月期は、営業利益680億円、当期純利益450億円を計画しています。

キャッシュフロー

日本通運の2019年3月期の営業キャッシュフローは、727億円となりました。過去5年間の推移を見ると、安定的にプラスの営業キャッシュフローを出せており、安定して稼いできていることがわかります。

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